悟空ハピバで走り書きパラレル。
高校デビューでパラレルです。
（あまりにも、ひどいパラレルですんません）


※設定※
悟空：高校1年生。中学までは部活命で恋愛には超疎く、恋人もいなかったが、高校に入って、１つ年上の三蔵に一目ぼれ。
仲良くなるために毎日教室に通い詰め、あっけなく三蔵の恋人の座に収まった。
天然タラシの健康優良児。良く食い、良く眠り、良く遊ぶ。
三蔵：高校2年生。校内きってのイケメン。ただし、超無愛想。恋愛事が基本嫌いで（モテるが故にめんどくさい）恋愛処女。最初はうざがっていた悟空に絆され、何となく面倒を見ている間に捕獲され、今ではひたすら悟空に甘い。口癖は「めんどくせぇ」。





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「おい」
「あ！さんぞーー♡三蔵がこっちの教室くんのめずらしいじゃん！」
「周りがうるせぇからな。つか、今度の日曜あけとけ」
「え？あ、うん！！何かあんのか？」
「デートしたいんだろうが」
「あ！！そっかー！！そうだった！！俺達恋人同士だった！！恋人同士って、一緒に帰ったり、デートしたり、キスしたりするんだよな！！一緒に帰ってるから、次はデートか！よし！！」
「・・・キス・・・まぁいい。とりあえず、空けとけ」
「わかったーー！！」


―日曜日―

『！！三蔵だ！！三蔵が俺を待ってる！！てか、私服だ！！すげぇ！超かっこいい！！三蔵三蔵三蔵・・・』（※心の声）
「・・・おい」
「は！！はい！！！」
「・・・はい、じゃねぇ。じっと見てねぇで、声かけろ・・・あやしいにも程がある」
「あ、ごめん～なんか見とれてた」
「・・・」
「で、何すんの？？」
「・・・いっとくが、俺も恋愛は初心者だからな。デートなんぞした事がねぇ」
「まじか！！すげぇ高まる！！」
「・・・そうか・・・とりあえず、海でも行くか」
「海！？！俺水着ない！！」
「・・・まだ4月だ・・・クラゲも死んでんじゃねぇのか・・・？」
「そっかー！！俺、これくらいの気温なら、全然泳げそう！！」
「・・・」

ー海ー

「さんぞーーーー！！！昆布！！昆布ーーー！！」
「捨てて来い」
「あ！！わかめもあるーー！！」
「捨てて来い」
「あ！カニとかいるかな！？あっち行ってみよ～！！」
「・・・あぁ・・・」
「カニ、いねぇな～」
「だろうな」
「エビとかもいない」
「普通はな」
「ウニくらいなら潜って取れそうなのに」
「違法だからやめろ」
「海ってもっと、うまそうなとこだと思ってた」
「・・・頭の中、食いものしかねぇのか」
「カニとか海老とかいたらさー！焼いて食ったよなー！！」
「食ってねぇ。つか、さみぃ・・・どっか入るぞ」
「あ！！俺、パフェ食いたい！！」
「・・・さみぃっつってんだろうが」
「ぱっふぇーー♪ぱっふぇー♪」
『・・・聞いてねぇ・・・』

ー海沿いのカフェ―

「うぉおおお！！イチゴパフェ超うまそーー！！抹茶パフェもうまそおおお！！！」
「・・・もう良い、どっちも食え」
「まーーーじーーー！？！？！じゃあ、イチゴパフェとー、抹茶パフェで！」
「コーヒー」
ーパフェ到着ー
「いっただきまーーーーす！！うっめーーー！！！」
「・・・そうか。俺は見てるだけで寒い」
「そっちもちょーだい！！白玉食って良い？？」
「あぁ」
「やべぇ！こっちもうめぇ！！」
「そうか・・・良かったな」
「さんぞー、くわねぇの？？なら俺が」
「食うに決まってんだろうが。半分残しとけ」
「三蔵って、意外と甘党なんだね」
「うるせぇ」
「全然似合わないな」
「・・・うるせぇ・・・」

ー再び海ー

「三蔵！！夕日がうまそう！」
「・・・夕日も食いものに見えるのか」
「あ！！三蔵、昆布！！」
「捨ててこい、持って帰るな」
「出汁がとれるかもしれねぇじゃん？」
「取れねぇ。捨てて来い」
「あ！わかめ…」
「拾ってくんなっつってんだろうがぁああああ！！！！」
すぱーーーーーん！！！


ー悟空のお家の前―
「今日、俺すっげー楽しかった！！！三蔵、ありがとな！！」
「・・・あぁ」
「じゃ！！また明日学校で！！」
「あぁ・・・って、ちょっと待て」
「ぐぇ！！首元ひっぱんなよ！何？？」
「お前・・・これで良いのか」
「何が？？」
「一応、俺はデートのつもりだったんだが」
「俺もそのつもりだった！！超楽しかった！！」
「そうか・・・正直俺は、途中から保護者の気分だったんだが・・・」
「え！！どどどどの辺が！？！？」
「全体的に」
「えぇええええ！！？？マジ！？！え、恋人じゃなかった！？」
「恋人同士は、昆布で遊ばない、と、思う」
「えええええ！！？？そそそそうなの？！」
「たぶん・・・」
「じゃあ、デート失敗じゃん！！」
「いや・・・楽しかったなら、良いんじゃねぇか？」
「でも、三蔵は？！昆布楽しくなかったんだろ？？」
「昆布が楽しいのはお前だけだ。・・・まぁ、楽しくなかったわけでもねぇが」
「が！？！？が！！何！？？！」
「・・・いや、良い。ここで言っとかなかったら、何となくお前とはこのままな気がしたから、言っただけで・・・」
「そっかぁ・・・うん、分かった！！次は俺が、もっとデートっぽい事考えるから！！」
「そうか」
「ごめんな、三蔵、恋愛初心者だったもんな。俺もだけど。俺がしっかりしないとな」
「・・・お前・・・」
「じゃ！！風邪引かないようにな！！おやすみ！！！」
「・・・」



「キスとか、は、良いのかよ、キスとか、は・・・」



悟空、ハッピーバースデー♡